格闘家のオクタビオ(エミリオ・ザクラヤ)は、1時間後に開かれる娘の誕生パーティーに出席しなければ、親権を完全に失う状況だった。
目前に控えた大試合を放棄してパーティーへと向かおうとするが、彼に大金をかけていた裏社会の者たちから追われる。刻一刻とタイムリミットが迫る中、オクタビオはベルリンの街を駆け回りながら娘のもとに急ぐが……。

ストーリーとしてギリギリ間に合うのだろうとタカを括っていたが意外と、そこまでが辛く険しく描かれていた。アクションシーン、格闘技シーンは抜かりなく、彼の娘を思う気持ちが切々と伝わってきた。最後のシーンで幸せな気分にさせてくれた。