いつもの喫茶店の帰りに姉も上がっていたのでぐるっと大回りして4500歩ほど歩いた。陽気が良くて汗ばんで来た。来週から寒気になるらしいので汗ばむのも今日が最後かも知れない。
🎬『ザ・ヒューマンズ』スティーブン・カラム監督、脚本／アメリカ／108分／12月22日よりヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷、伏見ミリオン座他にて4週間限定ロードショー。2024年1月26日よりU-NEXTにて配信。
ブレイク一家は感謝祭の夜に、次女ブリジッド（ビーイー・フェルドスタイン）と、パートナー（スティーブン・ユァン）の暮らすニューヨークの新居に集合した。
引っ越したばかりで、まだ家具などは揃っていなくて、内装は古いまま。集まったのは車椅子のおばあちゃん、両親、パートナーが亡くなって失意のどん底の長女の4人。
仲が良さそうな彼らだったが、夜が更けるにつれ一家の会話は不穏さを増して……。
『扉をたたく人』のリチャード・ジェンキンスさんが父親をやっていて、次女の新しいパートナーは『ミナリ』のスティーブン・ユアンだから、見逃すわけにはいかない。
ニューヨークで暮らす夢を実現したはいいが、結構古ーいメゾネット風の建物。下階の洗濯場などは怖がりだったら1人ではいけまい。
その上、ポタン、とかミシッ、という音が時々会話が煮詰まると「黙らせる」ように鳴るのだ。
そうかと言ってホラーではないからご安心を。
引っ越ししてきたばかりだからお泊まりせずに4人はタクシーを呼んでもらって帰るにだが、そんな間際になって父親は「今に自分たちの状態」を話し出すのだ。
この作品のキモは最後の10分……。是非とも観ていただきたい大人の映画。
