🎬『ゴーストワールド』テリー・ツワイゴフ監督、脚本/アメリカ/111分/2001年日本初公開
幼なじみで親友のイーニドとレベッカ(ソーラ・バーチ&スカーレット・ヨハンソン)は同じ高校を卒業したが、大学も行かず、仕事にも就かず、気ままな日々を送っていた。
そんなある日、2人は悪戯心から、新聞の出会い系の広告欄に載っていた中年男シーモア(スティーブ・ブシェーミ)を呼び出して尾行する。イーニドは冴えないシーモアになぜか興味を抱き、彼の趣味であるブルースのレコード収集を通して親交を深めていく。一方、レベッカはカフェで働き始め、イーニドとレベッカは次第に親密さが薄れていって……。
原作は、ダニエル・クロウズのコミック。同じ世代から外れて生きる女の子2人の日常をユーモラスに描いた青春ドラマ。
2001年当時、気に入って2、3回劇場で見た記憶がある。『アメリカン・ビューティー』でケビン・スペイシーの娘や、今作の中年男に好意を持つ屈折した役どころがとてもうまく、将来はどんな女優さんに成長するか楽しみにしていた。方や親友役にスカーレット・ヨハンソンは今や世界的大女優で超有名。
そんな二人の20数年前の映画を見て、当時気付かなかったアメリカの時代背景、携帯電話の普及まで、後もう少しという絶妙な時期に女の子たちが生き惑う様子が「懐かしさ」と共に「新鮮」な感覚も味わうことができた。
この二人の「今」を実在の二人(ブシュミさんも)を使って、映画にしてほしい❗️
2023年11月23日
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