2023年11月20日
おいしい映画祭2023 in 名古屋のお知らせ 『キツツキと雨』『宇宙人のあいつ』
日本全国の人気店・有名店、地元で愛されている料理、家庭料理など「食事シーン」=「おいしいシーン」が集まった作品を、ドラマ・映画業界の第一線で活躍する監督やプロデューサー、製作会社、映画館スタッフによる事前審査を行い、受賞した作品を映画館で上映する短編映画祭。
その他、招待長編映画上映&映画監督やプロデューサー、俳優によるスペシャルトークショーや招待作品も見所。
詳しくは https://oiceiga.com/event/
🎬 『キツツキと雨』沖田修一監督/129分/2012年
ゾンビ映画の撮影で、小さな山村へやってきた撮影隊一行。新人映画監督・幸一は生来の気の弱さで現場をまとめきれずにいた。そんな時、地元の熟練の木こり・克彦と出会う。幸一は克彦と交流するなかで映画監督として少しずつ成長していくのだった。
役所広司、古舘寛治、小栗旬、高良健吾、が今より若い!のも楽しめた。木こりさんとゾンビの奇妙な関係の設定は、今見ても新鮮.
🎬『宇宙人のあいつ』飯塚健監督、脚本/117分
両親を早くに亡くした真田家兄妹の長男・夢二(日村勇紀/バナナマン)は親から受け継いだ焼肉屋を営んでいる。安価で美味しいと評判の店だ。長女・想乃(伊藤沙莉)はお店を手伝いながら、昼は分別ゴミの仕事をしている。次男・日出男(中村倫也)は兄の片腕として店を手伝っていて、イケメンの彼は女性客に大人気。三男・詩文(柄本時生)はガソリンスタンドで働いている。兄妹仲も良くて働き者。毎朝のご飯は納豆、目玉焼きが定番だ。
そんなある日、真田家で緊急家族会議が開かれた。次男の日出男が突然「僕は土星から来た宇宙人で、後3日で帰ります」と告白する。そのことを前もって相談されていた夢二以外は、冗談が過ぎると大笑いするが……。
監督、脚本は『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』『笑う招き猫』『榎田貿易堂』の飯塚健。甘辛・青春物語が得意な監督さんだ。今作も、4人それぞれの悩みや兄妹を思いやる気持ちがベースになっている。
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