🎬『もしかしたら私たちは別れたかもしれない』ヒョン・スル監督、脚本/韓国/103分/イオンシネマ名古屋茶屋にて
美大で出会い、恋人となったジュノ(イ・ドンフィ)とアヨン(チョン・ウンチェ)。周囲からは、青春の大部分を共に過ごしてきた2人だから、このまま夫婦になるだろうと思われていたが、30代になっても公務員浪人生のジュノは、試験勉強に身が入らず、自分の小遣い分をバイトをする毎日を送っていた。
アヨンは夢だった美術の道を諦めて二人の生活費を稼ぐために、不動産会社に就職。ほとんどの生計を担っていた。彼女はジュノの怠慢さに堪忍袋の尾が切れて、喧嘩別れをしてしまう。
長ったらしい題名で内容もどこにでも転がっているようなお話。大学時代から10年以上は経ってる。二人ともよくぞ我慢した❗️と褒めてやりたい。韓国の公務員試験は超難関だ。それにしても大卒時から8回から10回は受けているんだから、受かる見込みは……ないだろうに。
それに二人は同棲してるのがミッキーには解せない。個々の生活や生活の糧が確立されていないうちに同棲しちゃっては(それも長ーく)どうにもならなくなるのは当然だ。
それに学生時代からお相手はお互い一人っきり。これも男を見る目、女を見る目が育ってないと来ている。別れてからそれが痛手として現れてくるあたり、あまたある韓国映画とはちょっと趣が違う。
観て損はしない作品。ジュノを演じた男優さんが◎
2023年08月11日
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