2023年06月05日

EUフィルムデーズ2023(4)『ケースがはばたく日』

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今朝早朝に東京駅八重洲南口から高速バスでノンストップで名古屋へ。晴天ではなかったが日差しもさして澄んだ空気の中の5時間だった。4時には目を覚ましていたので細切れだが何回も寝た。名古屋に着いた時にはお目々ぱっちり。

メダカたちが(まる3日放置)心配なので、タクシーで自宅へ。メダカたちは元気でホッとした。お腹が空いていたんでいつもの喫茶店でランチ。ちょうど食べたかった味噌カツだった。

🎬『ケースがはばたく日』モニーク・ノルテ監督/オランダ/105分/日本初上映

自閉症の息子が生まれてから、両親にとっては常にケースが生活の中 心であった。特に母とは二人三脚で暮らしてきた。ケースにとってもその存在なしで生きていけるだろうか。

監督さんとケース・モッマさんご登壇❗️大きな拍手で迎えられた。通訳を通じてお話するケースさんもお声の出し方に無理はなくて姿勢がとても良い。手は前に添えて(歌をうたうように)、まるで用意してきたように話してくれた。

前作の『ケースのためにできること』でも監督さんにむかって「うちにくる時はミニスカートはやめてほしい、気が散ってしかたない」「扉を閉める時は静かに」と伝えていたが、今作でも内装業者の相槌の打ちかたや父といるだけでイライラするなどハッキリと相手に伝えていた。

だが、ちょっと苦手なタイプの父親が数週間入院して退院した時の喜ぶ様子は凄まじく「あー、良かった、もと通りのパパだ、もっと萎んでいると思った」と大歓喜していた。

自分が1人になったらどうすればいいか という大きな不安に時々襲われて気弱になるが、実の兄夫婦、介護の方と上手く折り合っていけること祈りつつ見終えた。


posted by ミッキー at 16:46| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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