昨日4日、伊豆高原駅に食料を買いに行った。どこもかしこも(いつもの小さなスーパーまで)観光客でいっぱい。子連れが多いのでやかましいので落ち着かない。次の帰りのバスは15分後に出るので、卵とモヤシとサマーオレンジだけ買って、早々にバスに乗った。バスもいつもの2倍の時間をかけて帰ってきた。明日は東京だけど、先が心配だ。
🎬『EO イーオー』イエジー・スコリモフスキ監督、脚本/ポーランド、イタリア/88分
ロバ・EOは、いつも優しくしてくれる少女カサンドラ(サンドラ・ジマルスカ)と共にサーカスで幸せに暮らしていたが、動物保護団体の横ヤリが入って、サーカス団を離れることになって、ポーランドの地からとぼとぼとイーオーは歩き始める。
その道中で、サッカーチームに思わぬ勝利に貢献したり、若いイタリア人司祭に拾われ、美しい伯爵未亡人(イザベル・ユペール)に出会うなどさまざまな人に遭遇する。
2009年に『アンナと過ごした4日間』、2011年に『エッセンシャル・キリング』と忘れられない名作を作ったポーランドの巨匠イエジー・スコリモフスキの新作。
一頭のロバが主役。ロバの目がこんなに美しく感情を讃えているように見えたのは監督の手腕。この作品を観てロバに感情移入できない人などいまい。そこにちょっと「あざとい」ものを感じた。
「イーオー」と呼んでくれたのはカサンドラだけ。それが何回か出てくるが、1回で充分。感情移入させてくれるなら最後までお願いしたいものだ。
★動物主役と言えば去年観た『GUNDA グンダ』を思い出した。これはドキュメンタリーで比べようはないが、なぜか無性に母豚が観たくなった。
2023年05月05日
この記事へのコメント
コメントを書く