邦画、洋画合わせて順位なしのベスト10 福岡mm(ペンネーム)
今年も動画配信がメインとなりました。
1.『パレスチナのピアニスト』福岡アジアフィルムフェスティバルで鑑賞
ピアノの演奏を年齢を重ねるごとに華麗な演奏をする少年から青年になるまでの話です。映画の 原題「Ramallah」は「ラマッラ」という都市、wikiで調べるとパレスチナ自治区ヨルダン川西岸 地区中部に位置し、エルサレムの北10kmに位置する、パレスチナ国の事実上の首都でもあると記載されていました。
国家の問題と才能、取り巻く家族や先生の葛藤も身につまされるようでした。
2.『セノーテ』福岡アジアフィルムフェスティバルで鑑賞
メキシコ、ユカタン半島ドキュメンタリー映画。セノーテとは、マヤ時代から使 われていた、隕石が落ちて出来た巨大な石灰岩の空洞の泉。そこにある人々の生活の営み、歴史 が、殆ど泉の水の中で撮影された実験的な映像、旅気分と興味深い風習がみれました。
3.『つつんでひらいて』(2019) 総合図書館シネラで鑑賞。
広瀬奈々子監督作品、装幀者・菊地信義氏。本の表紙を作る装幀、活字からイメージされる、手に取りたくなる表紙を作る。本は生きのもと感じられるドキュメンタリー映画でした。
ここから以下はDVDや動画配信です。
4.『ドライブ・マイ・カー インターナショナル版(2021)』
リアルタイムには見れず、動画配信で視聴。字幕付きで語りが始まるとセリフが多いので、ちょ うどわかりやすく良かったです。観た方から賛否両論を聞いていたのですが、物語の裏の部分が 謎解きパズルよう溶けて行くときの心情と人間関係の流れが自然体でさり気なく良かったです。
5.『グランド・ジャーニー(2019)』 超軽量飛行機でノルウェーからフランスまで育てた渡り鳥とともに旅をする。国境を超え、自然の猛威にも耐える。オンラインゲームしなかった少年が大自然に初めて挑む成長物語でもありま した。監督はニコラ・バニエ監督、以前の「狩人と犬、最後の旅」も個人的お気に入りです。
6.『チア・アップ!(2019)』
7.『ロンドン、人生はじめます(2017)』
どちらも主演女優はダイアン・キートン。どちらの作品も紆余曲折後ろ向き人生から前向きに前進していく姿が、観ていて元気になりました。
8.『つみきのいえ(2008)』
加藤久仁生監督作品。水の中から出ている家、その中に家族の人生がぎゅーっと詰まった作品。
水に映る表現された思い出が切なくも温かく感じました。
9.『おもてなし(2017)』
監督ジェイ・チャン 琵琶湖湖畔の老舗旅館。経営立て直すために台湾の実業家がその旅館を買 収。親子二代の恋、旅館のサービスのおもてなしを絡めた人間模様は、台湾映画の持つ穏やかな緩や かさと日本文化と旅を受け入れる観点からみた非日常が融合していました。脇の木村多江・香川 京子さんの設定が贅沢で効果大でした。
10.『皇帝ペンギンただいま(2018))』
鳥鑑賞好きにはたまらない映画第2段。「皇帝ペンギン」に続きリュック・ジャケ監督ありがと うございます。と心の中で叫びそうになるドキュメンタリーのリアル、第3段もあることを期待 してしまう映画でした。
2023年03月01日
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