2023年02月26日

老人たちのユーモアについていけなかったが 3月1日上映『皆さま、ごきげんよう』

🎬『皆さま、ごきげんよう』オタール・イオセリアーニ監督/フランス、ジョージア/121分/2015年/ヒューマントラストシネマ有楽町他にて「オタール・イオセリアーニ映画祭」の中で3月1日に上映。詳しくは https://www.bitters.co.jp/iosseliani2023/#introduction

現代のパリ。アパートの管理人で武器商人の男(リュファ)と、頭蓋骨💀集めが趣味の人類学者(アミラン・アミラナシュヴィリ)の二人は歳はとっているが今だに悪友同士。

そんな彼らを取り巻く街の連中もかなり変わっている。覗き趣味の警察署長、ローラースケートを履いた若い男女のかっぱらい集団、廃材を集めて黙々と家を建てる男、バイオリン🎻弾きのお嬢さんに恋する若者、城が文化財になって修理するお金がないので追い出されそうな没落貴族、気ままに暮らすホームレス、そして横断歩道を渡る名犬揃いの野良犬?たち。

そんな人々が絡み合いながら毎日が暮れていく……。

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『素敵な歌と舟はゆく』『月曜日に乾杯』『ここに幸あり』『汽車はふたたび故郷へ』とミッキーの大好きなオタール・イオセリアーニ監督。

冗談でしょ ? とびっくりする場面が散りばめられていて飽きることはないが、ストーリーがわかったか、と言われれば半分わかったというしかない。まあ、煙に巻かれたような作品だったが、お茶目なお年寄りって可愛い。憎たらしさと愛おしさが半々だ。

財布にはいつもよりたくさんお金が入っていて、映画を観てから急ぎの用事がなくて、気持ちの余裕のある時にご覧になるといいと思う。
posted by ミッキー at 00:33| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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