🎬『ストーカー』アンドレイ・タルコフスキー監督、美術/ロシア/163分
とある小国にゾーンと呼ばれる不思議な地域があって、警備する兵士がゾーンを見張っていた。だが、そのゾーンの中に人間の望みをかなえる「部屋」があるといわれていた。
その噂を聞いて、禁止区域の「部屋」まで行きたい人が続出。秘密裏に案内するストーカー(アレクサンドル・カイダノフスキー)は、やめるように懇願する妻(アリーサ・フレインドリフ)を振り切って、今日も待ち合わせのゾーンの入り口へ行く。待っていたのは作家(アナトリー・ソロニーツィン)と教授(ニコライ・グリニコ)で、三人はゾーンに入る。
そこは荒地、湿った沼地、溢れ出す水、人をミンチにする地などを通って、やっと部屋の入り口にくるが……。
あ〜、間違った……2002年のアメリカ映画でロビン・ウィリアムズ主演の『ストーカー』と思い込んでチケットを買った。その後で違うことがわかってガッカリしたが、チラシを読んで、見る気持ちになった。
お客はミッキー入れて3人。ちょっと長いので居眠り💤もしたが、異空間に放り出されたような気分になった。結局「部屋」の扉の向こうは開かずに終わったが、見てみたかった。
最後はゾーンからついてきた黒い犬と妻の元に帰っていくストーカー、で幕。「今日の2人は疲れた」と言っていた。
2023年01月30日
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