朝起きるのに20分ぐらい布団の中でぐずぐずしていた。底冷えしてまるで冷凍庫にいるようだ。飼っているメダカたちは室内だけど寒いだろうなと心配。いつも行く喫茶店で顔馴染み年寄りグループも欠席がち、日参しているのはミッキーと92歳のおばぁさま。この方は喫茶店の上にお住まいなので、階段だけ注意して降りて来られる。ミッキーはマンションから350歩ぐらいで着く。今朝の話題は昔の名古屋大須近辺の映画館や夜店の話だった。大須には6館もあったらしい。
🎬『茶飲友達』外山文治監督、脚本/135分/2月4日より渋谷ユーロスペース、2月17日より名古屋名演小劇場他にて全国順次ロードショー公開。
佐々木マナ(岡本玲)は、仲間とともに高齢者専門の売春クラブ「茶飲友達(ティー・フレンド)」を設立し、新聞の三行広告欄に「茶飲友達、募集。」と出して、集まってきた老人男性のもとへ高齢女性を派遣するビジネスをスタートさせた。
「ティー・ガール」で働くのは、介護生活に疲れた女性、ギャンブルに依存した女性、送り迎えをする若い男性らがいて、それぞれに事情をかかえていて、マナは皆を「ファミリー」と呼び家族のような絆を育んでいくが……。
2013年10月に高齢者売春クラブが摘発された事件を元に、超高齢化社会の現代日本が抱える閉塞感や寂しさなど、さまざまな問題を描いたドラマ。
こういう商売も珍しいことではないし、老人男性がターゲットとして成り立つのも想像できる。でも新聞(事件を調べてみたら全国紙)の三行広告とは考えたものだ。大体「茶飲友達 募集」で読んだ人は皆ピンと来るはず。内偵が入らなかったのが不思議。
摘発されたのはご老人が一緒の時にお亡くなりになったからだ。お年寄り相手ならそんな時のノウハウも教えておくべきだったのに。そこに生活の糧を見出していた方々が、その後どうしたのか知りたかった。
★どうしても男性と触れられない老婦人に「心のパンツを脱がすのよ」とマナさんがいう台詞があって、なるほどうまい言葉だと思わず笑ってしまった。
2023年01月23日
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