🎬『ザリガニの鳴くところ』オリビア・ニューマン監督/アメリカ/125分
ノースカロライナ州の湿地帯で、地元の裕福な青年チェリス(ハリス・ディキンソン)が変死体となって発見された。犯人として疑われたのは、湿地帯で暮らしていて、男女の付き合いのあった若い女性カイア(デイジー・エドガー=ジョーンズ)だった。
彼女は6歳の時に両親に捨てられて以来、学校へも通わずに湿地の中でたった1人で生き抜いてきた。そんなカイアには、沼地の生物に興味を示した少年テイト(テイラー・ジョン・スミス)と出会ったり、町の雑貨屋夫婦に助けられたりして生き延びてきた。
だがテイトは大学に行ってしまい、その悲しみの隙間に遊び人で嘘つきのチェリスの恋の罠にはまってしまう。
原作は、ディーリア・オーエンズの同名ミステリー小説を映画化。
リース・ウィザースプーンさんが製作。
「沼」の役目は陸と水辺(海や川)の中間点でそれぞれの「毒」を中和するところ。「自然界と人間の世界」と置き換えても同じことと思う。
裁判が進む中で彼女の生きてきた映像が挟み込まれて、ストーリーは良くわかったが、どこが「ミステリー」なのかわからなかった。裁判結果の無罪にミッキーもホッとした。 濡れ衣に決まっていると思い込んでいた。
でも、違っていたのが最後にわかる。ネタバレ、ごめんなさい。女って怖いと改めて思った作品。
★沼地の美しさにうっとり。
2022年11月23日
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