🎬『奈落のマイホーム』キム・ジフン監督/韓国/114分
平凡な会社の課長ドンウォン(キム・ソンギュン)は10年以上の節約生活で、ソウルの一等地にマンションを購入した。新しい家具などが揃う中、幼い息子が面白そうにビー玉が床を転がって行くのを見て、驚くドンウォン。マンションを出た所には取り囲むように地面に小さな亀裂があって、マンション入り口の扉ガラスがちょっとした弾みで粉々に。
市に調査の依頼をするが住民全部の許可がいるという。早速全部に集まってもらうが、室内のドアが開きにくい、水道の出が安定しないなど苦情も出たが、なんともない部屋もあったり、資産価値が下がるからと心配したりで話はうやむやになってしまう。
会合の次の日、会社の同僚を招いてパーティを開くが、酔っ払って皆泊まっていくことになって……。
ソウルの中心に突如として現れた巨大な穴「シンクホール」にマンションごと巻き込まれた人々を描いた韓国発のサバイバルスリラー。監督さんは『ザ・タワー 超高層ビル大火災」『第7鉱区』『光州5・18』のキム・ジフン監督。
面白い❗️
マンション住まいのミッキーだが、ここに決めるまでいろんなところを見たが、とある新築マンションが値引きをしていて夫婦揃って見に行った。なかなか広くて素敵なエントランスで気に入ったが、東側のガラスがヒビが入っていた。もう1ヶ所、違う階の同じ向きも売りに出ていたので見たら同じ向きのガラスにヒビが入っていた。
連れ合いがそれを見つけて案内の人に聞いたら「え、そうでした?」といった。そしてマンションを建てている妹の連れ合いに聞いたところ『買わない方が無難」と教えてくれた。
ちょっとしたことでも気になってしまうマンション購入だが、ドンウォンさん、工事中からしっかり下見をしていたのだろうか。ソウルの地価高騰はすごいから借金だけが残ったのか、それとも弁償金が出たのか気になるところ。
まあ、命があってよかったが……。
★隣人マンス(チャ・スンウォン)の何でも屋がいい。ジムの経営者、マンション管理人、写真屋、代行運転手。強面だが善人とわかった。
2022年11月11日
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