2022年09月26日

カリーナ・ラムの存在が際立っていた 10月8日公開『アメリカから来た少女』

🎬『アメリカから来た少女』ロアン・フォンイー監督、脚本/台湾/101分/10月8日より渋谷ユーロスペース他にて全国順次ロードショー公開

SARSが流行っていた2003年。13歳の少女ファン(ケイトリン・ファン)、母親(カリーナ・ラム)、幼い妹の3人は、教育のために父親を台北に残して、ロサンゼルスで暮らしていたが、母親が肺癌になったことで父親の住む台北に戻ってきた。

しかしアメリカの自由な学校生活から、台北の名門校に馴染めず「アメリカン・ガール」とからかわれていた。台北のアパートは父親の所有だが古い上に狭く、早くアメリカに帰りたいと、ことあるごとに両親に訴えていた。

母親の病気のこと、妹がSARSの疑いを受けて大変な思いをしたことなど、いろいろ辛いことがあったが、ファンは学校の弁論大会で「家族」について発表することになったが……。

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思うようにいかない事で悩んだり、ちょっと楽しいことがあったりという、ひと家族の生活を正直にしなやかに瑞々しく描かれていた。

第58回金馬奨では10部門にノミネートされ、最優秀新人監督賞、最優秀撮影賞、国際批評家連盟賞や観客賞など5部門で受賞。2022年の第3回台湾映画評論家協会賞でも最優秀作品賞と最優秀脚本賞を獲得。

オーディションで選ばれたケイトリン・ファンのみずみずしい演技が多くの人に絶賛され、金馬奨と台北映画祭のいずれも最優秀新人賞に輝いた。

★お母さん役がカリーナ・ラムさん。病身役だが美しさや存在感は変わっていなかった。
posted by ミッキー at 12:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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