2022年09月19日

『よだかの片想い』

伊豆高原も少し風が強くなったぐらい。たまには穏やかな日差しもある。市の広報車が今日明日は外出を控えるようにと触れ回っている。牛乳と果物(梨、ぶどう)が欲しいが大人しくしている予定。

名古屋にいる東中野娘がベランダのメダカちゃんたちを家に入れてくれた。ありがとう、ありがとう。

1FCB18C6-ED9D-4ECF-9B86-270E18CD316D.jpeg

🎬『よだかの片想い』安川有果監督/98分

とある大学の理系大学院に籍をおく前田アイコ(松井玲奈)は上品な顔立ちの美人だが、左頬にアザがあった。幼い時からアザの形が琵琶湖に似ているとからかわれたり、小さい子からは怖がれたりして、恋や対人関係に背を向けて、研究一筋の生活をしていた。

そんな彼女は「顔にアザや怪我のあとがある人」のルポルタージュ本の取材を受けたのがきっかけで、若手映画監督・飛坂逢太(中島歩)が映画化したいと人づてに申し込んできた。気は進まなかったが一度だけ話を聞こうと会ったところ、人柄にも前作の映画もひかれて映画化を承諾したが……。

921BB4D8-1F16-480F-A0DF-CAE7A6B0C941.jpeg

もちろん、すべての監督さんがそうだとは思わないが、こんなこと「ありそうな」ストーリー。

女は顔が命、そこにアザがあるのは致命的と思いがちだが、仕事に打ち込むアイコを好ましく思っている研究室仲間の車間距離、いや、人間距離がとてもしなやかに描かれていて、女性監督の優しさが表れているように思えた。

posted by ミッキー at 11:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: