妻を亡くして間もない医師のネイト・ダニエルズ（イドリス・エルバ）は娘二人（イヤナ・ハーレイ＆リア・ジェフリーズ）を連れて、妻と出会った思い出の地・南アフリカへ旅行に出かけた。
現地で狩猟禁止保護区を管理する旧友の生物学者マーティン（シャルト・コプリー）の世話で、広大なサバンナに出かけたネイト一家だったが、そこには密猟者の魔の手から生き延び、人間に憎悪を抱くようになった凶暴なライオンが潜んでいて……。
ツッコミどころは多々あるが、百獣の王ライオンが、最高のＣＧ技術で「本物」以上の迫力で車上の家族3人を襲う。
もちろんライオンにも「密漁者の残虐行為」で人間不信の怒りがあって襲うので、ライオンも「被害者ならぬ被害獣」。
実際に南アフリカではライオン密漁(骨、キバ、爪を販売する)は現在も進行中で、百年前に比べると十分の1に減っている。
襲われる家族もライオンも必死。観ているこちらもライオンの頭の良さに驚き、ライオンが体当たりする衝撃をまともに受けるほど破壊力が伝わってきた。
