🎬『さかなのこ』沖田修一監督、脚本/139分/9月1日より東宝系映画館にて全国ロードショー公開
小学生のミー坊は魚が(特にタコが好き)大好きで、寝ても覚めても魚のことばかり考えている。父親は周囲の子どもと少し違うことを心配しているが、母親(井川遥)はミー坊を温かく見守っていた。
高校生になっても魚に夢中なミー坊(のん)は、町の不良たちとも仲が良い。やがて都会でひとり暮らしを始めたミー坊は、魚関係の仕事(水族館アルバイト、寿司屋)は上手くいかなかったが、多くの出会いや再会を経験して、自分が進みたい道を模索していくが……。
魚類に関する知識でタレントや学者としても活躍するさかなクンの半生を、沖田修一監督がのんを主演に映画化。
正直、さかなクンの声を聞くとすぐチャンネルを変えるミッキー。せかせかした物言いと甲高いの声で、こちらまで落ち着かなくなる。
でも主役が、のんだから観る気になった。観てからはいろんなことがわかったし、ご苦労もあったことを知って、ちょっと好きになった。
試写にいらっしゃった方は、前からファンでほぼ本当のことがベースになっていると教えてくれた。小学生以上なら楽しめそうなので、是非ギョ家族でギョらんいただきたい。
★沖田監督は『南極料理人』『キツツキと雨』『横道世之介』『滝を見にいく』の方。どの作品も難しい言葉は一切なくて親しみのある内容ばかり。
2022年08月21日
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