2022年07月15日

オンラインでEUフィルムデーズ2022(3)『オーナーズ』『海に向かうローラ』

昨日は大雨。約40分 雨がザーザカ降って網戸に飛沫がかかった。ずぶ濡れになってメダカ水槽3つを中に入れた。さっき、元の位置に戻した。

いつも行く☕️喫茶店は大雨で店中の床が泥だらけになったことが3回あったので心配。今から様子を見に行く。(喫茶店は無事だった)

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詳しくは https://eufilmdays.jp

🎬『オーナーズ』イジー・ハヴェルカ監督/チェコ/97分/日本初上映

自分が住む古い共同住宅をどうにかして長く住めるように改革案を出しているザフラートコヴァー。新しく入ってきた新婚夫婦(奥様は妊娠中で日本人)、部屋の持ち主(オーナー)だからと黒人数人に又貸ししている人、最上階に住んでいるゲイは表向きひとり暮らしだが数人の男が通ってくる。

みんな権利を主張したり、気に食わない住まい方をする他の人に口汚く注意したりと、話し合いは激化していく。

ゲイの人に向かって「水道代は1人分だが、お楽しみに後はお連れさんもシャワー使うだろう、とか、しょっちゅう酔っ払って帰ってくる男に「階段のところで寝込んだら明かりがずっとつきっぱなしだ。共用部分の電気代はみんなが払ってるのだぞ、とか、この集合住宅はエレベーターがないにで付けたい人一階だからいらない人などで大騒ぎ、暴力までふるう……。

これ2回見た

★ミッキーの以前住んでいたマンションは水道代が一律5000円で、不公平だという意見や夜中の足音が響くなどの苦情はあった。

★これほとんど一部屋(会議室)なのでいったい製作費はいくらだったのだろうか。マンションや集合住宅に住んだことがある人なら、一つや二つ覚えがあるはずだ。 

🎬『海に向かうローラ』ローレント・ミケーリ監督、脚本/ベルギー、フランス/90分

ローラ(ミヤ・ボラルス)は18歳のトランスジェンダーの女の子。彼女が唯一気を許している男友だち・サミールと、シェルターハウスで暮らしている。

ある日、母親が突然亡くなってしまった。父親(ブノワ・マジメル)フィリップは、女装したローラを参列させないように時間をずらして教えた。父親は男の子から女の子になったローラを受け入れることができなかったのだ。

しかし、5週間後に性別適合手術が許可されていたローラは、お金や手術の付き添いを、母親が父親に内緒で約束してくれていたが……。

これはオンラインだけに限定された作品だが、一般公開しても充分話題になる作品。何せ、無理解な父親をブノワ・マジメルが演じている。

この父親は、世間体を重んじる嫌な頑固親父から、少しずつローラを理解していく行程が丁寧に描かれていた。
posted by ミッキー at 08:06| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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