2022年07月13日

オンラインでEUフィルムデーズ2022(1)『アントニオとレオ』『サンレモ』

昨日夕方、名古屋に帰ってきた。小雨にはあったが土砂降りにはあわなかった。名古屋の空気はべったりしていて高原のそれとは違う。留守中の東京娘がメダカの世話をしてくれていたので助かっている。

それにしてもコロナがまたぶり返している。今週、レインボーリール映画祭で上京するし、もうチケットは購入済みだし、無事に行けるといいが……。

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詳しくは https://eufilmdays.jp

🎬『アントニオとレオ』ドナート・ロトゥンノ監督ルクセンブルク、ベルギー、ドイツ、イタリア98分

どうもよくわからなかったストーリー。現在と過去を行き来して紡がれている。

ディスコでDJをする女性レオは失恋と失業でお先真っ暗。だが国には母親との確執があって帰る気にはならなかった。そんな時、半年ほど前に最愛の妻を亡くした金持ちの老人アントニオと知り合う。

アントニオは会社を売り、老人施設を見学したり、街を散策したりと自由に過ごしていて、過去のいろんな出来事を思い出している。

アントニオの過去と、似ている部分(移民同士、レオが妊娠している等々)があって、彼女の相談相手のような存在になるという話。

イマイチ、わからないところがあったし、急に過去に戻るなど、ついていけなくなった。まあ何回も見られるオンラインだが、もう一度見たいとは思わなかった。

🎬『サンレモ』ミロスラウ・マンディッチ監督/スロヴェニア、イタリア/90分/日本初上映

無料で見てて文句言っちゃあなんだけど、これもイマイチ。ミッキーも立派?な年寄りだが、施設に入居しているブルーノはよちよち歩きで徘徊癖はあって施設の人に連れ戻されている状態。

時々娘が様子見にくるが、娘とはわかっているようで「母さんはどうしてる、犬は元気か」など聞いている。娘は2年前に死んだでしょといつもの質問と言う具合に返事していた。娘は空き家になった家を売りたいと言うが「白樺の木も売るのか、白樺の木は周りの土地の水分を皆吸い上げるから周りには何も植えることができない、まるでお前のようだ」などと悪タレを言う。

ブルーノにはドゥシャという上品なお婆さんが好きらしく彼女を見るとニコニコしているがずっと覚えているわけではない。そんな施設の日常を淡々とゆっくり写しとっている。

森の中に建っている施設は至れり尽くせりではないが、個室も広く豊かな感じがした。こんなところなら入ってみたいと思った。
posted by ミッキー at 07:35| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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