🎬『彼女たちの革命前夜』フィリッパ・ロウソープ監督/イギリス/107分
1970年、ロンドン。大学に入学したサリー(キーラ・ナイトレイ)は、ある時、街中で偶然に女性解放運動の活動家ジョー(ジェシー・バックリー)と出会う。ジョーの所属する団体では、女性をモノのように品定めをするミスコンテストの「ミス・ワールド」の開催を阻止しようと計画していた。
ミス・ワールド開催で、世界各国から出演者が続々と集まる中、カリブ海の島国グレナダから参加したジェニファー(ググ・バサ=ロー)は、自身の夢をかなえるためにミス・ワールドに出場したが、白人の出場者ばかりに注目が集まる状況に複雑な心境だった。
この映画をみて、もう50年ほど前のミスコンのことを思い出した。日本の地方都市でミスコンが開かれ最終審査まで残った女性がホテルのロビー(会場)で喫煙していた姿を見られて最終審査から外されたという話。当時、週刊誌の小さな記事だったが、ミッキーも「タバコすっててミスコンはないわ」と思ったものだ。そう思って当然?の時代だったのだ。
このロンドンの勇ましい女性たちの行動はちょうど50年ほど前だから、イギリスと日本ではこんなにも違うのかと思った。
★司会者にボブ・ホープ(グレッグ・キニア)さんが出ているが、イメージが悪くなった。彼が舞台上で紹介する美人さんの仕草に吐き気がした。
2022年06月24日
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