2022年06月01日

『息子の面影』他2作品 伏見ミリオン座にて

昨日、伏見ミリオン座で3本観た。
1本目は見てすぐに一回見ていることに気付いたが、内容を深く知ることができて、3本のうち一番「観てよかった」作品だった。題は『息子の面影』。後で調べてみたら去年の東京国際で観たものだった。

🎬『息子の面影』フェルナンダ・バラデス監督/メキシコ、スペイン/95分

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辺境の地から国境を越えて仕事を求めて出た若者2人。音信が途絶え心配したそれぞれの母親2人が息子を探しに行く。国境の地で情報を求めるが、無法地帯では毎日幾人もの人が殺されていた。

取り締まりの役所では無残な死体を写真に撮っていて、母親たちに「この中にあれば死んでいる」と言って見せたところ、母親の1人の息子の無残な写真を見つける。もう1人の母親は息子の持っていた鞄の写真だけ見つける。きっと息子は生きていると確信して危険地域にただ1人入って行くが……。

辛いロードムービーだ。息子を探す途中で、母親はアメリカから強制追放された若者と出会う。若者は故郷の家に帰る途中で「うちにきて泊まっていってほしい」と一緒に向かうがそこは廃墟となっていた。

母親が「辺境の地で不便な生活だったが、うちは商売もしていて不自由はしていなかった。なぜ危険な地域に行かせたのか……」と、つぶやいていた。

人が殺されることが日常にある戦闘地域の現実が描かれているが、最後には「驚愕」が待っている。


次に観たのが『トップガン マーヴェリック』トム・クルーズ主演。続きで同じミリオン座で観たが、109の大画面で見るべき作品だった。今だに若々しいトム・クルーズ、お声も若かった。でも大画面で観直したいとは思わないが……。


そして『20歳のソウル』、実話で、泣いてる方もいた。しかし彼女役の人がすごく老けて見えた。髪型のせいか?そして主役の男の子の父親は演技未熟で見ておれなかった。音楽関連的にもおかしな点があって、監督さんの演出力にも未熟さが目立った(急いで作曲して時間ギリギリに学校に届けた楽譜を、友人のピアノが上手い人が「譜面」も見ないでサラサラ弾いていた……等々)。これが一番入りが悪く15人くらい。





posted by ミッキー at 07:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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