小雨がぱらつく中、名古屋中川コロナに。今日公開の『ニワトリ☆フェニックス』を観にきた。名古屋ではここだけの上映。
🎬『ニワトリ☆フェニックス』かなた狼監督、脚本/104分/中川コロナにて
幼馴染の雨屋草太(井浦新)と星野楽人(成田凌)は長らく会っていなかったが、二人してオープンカーで旅に出ることにした。
いるはずもない火の鳥を探すためという目的はあったが、そう先を急ぐ旅でもなく思い出話をしながら車を走らせていた。
農業ラッパー、自転車で放浪する青年、気味に悪い食べ物を出すスナック、穏やかな僧侶、誰もいない映画館の館長と、2人が道中で出会うさまざまな人たち。そして、2人の物語と並行する、謎の花嫁、ヤクザからの脅迫、自由気ままな旅を続ける中、草太と楽人の隠しごとが次第に明らかになっていく。
初日初回に行った。観客は3人。
これは始まりこそ意味不明な「過去、現在、未来」が入り混じっていて頭が混乱したが、後になるに従って二人の過去、現在がわかり、最後には大きな感動と共に、今までの不思議と思われたことがするすると理解できて、とても幸せな気分になった。
含蓄あるお年寄り火野正平、奥田瑛二らの台詞がジーンと胸に響いた。主役の男優二人は楽しんで演じているのが伝わって来た。
続きもあるかも?と最後字幕に出たが、初老編、老境編と作って欲しい。
2022年04月15日
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