かつてない栄華を誇るローマ帝国。当時、ローマ人にとって大浴場=テルマエは生活に欠かせない重要な存在だった。
祖父も父も浴場技師だったルシウス(声: 津田健次郎)は自分も浴場技師となったが、設計のアイデアが古いとクビになってしまう。
そんな ある日、公衆浴場の大きな排水溝に吸い込まれ、急流に流されながらたどり着いた先は……なんと現代日本の銭湯。

タイムスリップしたとはわからないルシウスは、壁画のペンキ絵やフルーツ牛乳などの銭湯文化に感動。そこで知った快適な入浴のためのアイデアをローマに持ち帰り、人気の浴場技師になっていく。
阿部寛主役の映画がヒットしたのはもう10年前。アニメのルシウス=阿部寛のように思えた。一話が25分ぐらいで途中、途中に原作者のヤマザキマリさんが温泉の由来や効能などを温泉現地で話してくれる。
まだ途中だが、ぬくぬく気分で最後まで楽しみたいと思っている。