福岡mm(ペンネーム)
2021年も引き続き自粛中、医療系に関わる仕事も忙しい1年でした。2021年も邦画、洋画合わせ て順位なしベスト10で送ります。
今年も動画配信、レンタルも含めた形になりました。心おきなく映画館も行けるようなりたいで す。
1.『アメリカン・ユートピア』
社会派スパイク・リー監督作製したミュージカルドキュメンタリー、登場する俳優はすべて灰色 のスーツに裸足、大画面ならではの迫力、軽快な音楽に引き込まれました。この映画も社会に訴 える内容があり、楽しさの中納得でした。
2.『ホモサピエンスの涙』 スウェーデンのロイ・アンダーソン監督の新作。
悲しさの中にある愛がテーマと予告になっていました。いつもながらクスクスと笑える、奇妙な 行動をする人々、また次作がみたくなる不思議なキレイな映像なでした。
3.『天国にちがいない』
パレスチナ監督のエリア・スレーマン。好きな俳優ガエル・ガルシア・ベルナルが出ているなら と見に行きました。細密な映像に幻像のように時々出てくる神のお使い。主人公が居所がないの が漠然と伝わります。コメディとよく批評されているのですが、主人公がどこに行くべきか悲し さと世の中の皮肉も感じました。
4.『きのう何食べた?』
料理がメインの話、劇場は配役二人の掛け合いと料理のシーンに引かれて来た観客(ほとんど女 性)でやはり人気でした。漫画でこの映画の話を読んでいましたが、フルカラーのドラマは色も 動きも、料理の美味しそうなシーン、今回は京都旅行もあり、日常生活から離れた刺激もありま した、ちょっとネタバレですが、ラストの桜もほのぼのと仲良くも心地良かったです。
5.『グリーン・ホワイト・レッド』
アジア・フォーカスが終わり残念な福岡を楽しまさせてくれるイランの国旗の色がタイトルにな った映画です。今までアジアフォーカスで上映された映画の魅力を映画というプロファイルをフ ァイルで纏めた作品でした。同日に映画プロデューサージョーレ・ゴルバリアンさんのイランの 歴史を振り返りながら話す映画愛トークも素敵かったです。
6.『魅惑』(1992イラン)アリ・ハタミ監督
ジョーレ・ゴルバリアンさんのトークを聞いて、観に行った作品です。悲恋ものですが、王政時代の華やかなイラン、音楽と衣装、調度品フラン ス留学、どれをとっても本物。見る価値がありました。
7.『ワイルドスピードジェットブレーク』
今回は、ジェイソン・ステイサム、ドウェイン・ジョンソンが不在、久しぶりに本作の原点に戻 った兄弟の過去が絡む作品でした。その傍ら遂に宇宙!!スケールは相変わらずでした。
8.『東のエデン 劇場版(2009)、(2010)』
動画サイトでTVアニメにハマり、映画版を観た作品。2000年代にある電子機器、世情を反映した 近未来のようなSFが懐かしく主人公の破天荒さ大胆さがありました。当時映画館で見損なったの が残念でした。映画版はTSUTAYAレンタル、その店舗も今は無く、寂しいコロナの世の中です。
9.『燃えよデブゴン/TOKYO MISSION』
2021年元日1本目の作品。仕事の失敗、失恋で太った主人公、悲しい設定が笑える状態に。竹中 直人と一緒に新宿を回るシーンはまさにコント?!。アクションさえさえでストーリーも展開が ありわかりやすく面白かったです。
10.『テレーズの罪(2013)』
Amazonプライムで観た作品、1920年台のフランス、上流階級の政略結婚した女性が愛を得られな い夫から、若い男性に恋に落ちていく話。幸せになりたい歪んだ気持ちから夫との距離を作るこ とになる過程や奇行に及び孤独になってしまう様の人間描写が見事な作品でした。映画館で観たかったです。
2022年03月01日
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