2022年01月29日

1月29日公開映画『誰かの花』

身直にオミクロンが迫っている。マッサージ医院のところで濃厚接触者が出て一時休院、週に一度行くレストランも理由は書いていないが当分の間休みます と書いてあった。毎日行く喫茶店でもおしゃべりも2メートル離れて、コーヒーを2、3口すすってはマスクしておしゃべり。それも30分以内でバイバイしている。でも歩く歩数だけは10000は歩くように頑張っている。昼間の日差しをいっぱいに浴びて、どうにか元気に過ごしている。
食べるものはほとんど、汁もの、鍋物でそれを作って同じものを3度食べている。トホホの食事内容だ。


🎬『誰かの花』奥田裕介監督、脚本/115分

横浜郊外のとある大規模団地。鉄工所で働く孝秋(カトウシンスケ)は痴呆症が進み徘徊する父・忠義(高橋長英)と、父の行動に振り回されている母・マチ(吉行和子)が気がかりで、たまに様子を見に行っていた。

そんなある日、強風のためにベランダから植木鉢が落ちて、引っ越してきたばかりの一家の父親が死亡する事件が起きた。植木鉢の持ち主も、死んだ男の家族も、同じ棟のお隣だったり上下の位置だったりで、事故後もエレベーターに乗り合わせるようになって……。

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見応えがあった。団地やマンションに住んでいたらどこでも起こりそうな事件だ。想像をたくましくして見入った。強風で落ちたとはいえ、落ちるような所に置いた責任があって裁判になる。しかし忠義を介護をしていた女性が、彼の手袋が泥で汚れていたことに気付いて、この事件と何か関係があるのではないかと孝秋に告げる。

孝秋の胸中は複雑だ。それぞれの家庭の事情や家族に対しての想いも「痛み」と「温かみ」両面で丁寧に描かれていた。宣伝などあまりされていないが是非ご覧いただきたい佳作。




posted by ミッキー at 10:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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