2021年11月29日

『ぶらりぶらぶら物語』岐阜ロイヤル劇場にて

シドニー娘から『相撲道〜サムライを継ぐ者たち〜』の感想がラインで届いた。

『相撲道〜サムライを継ぐ者たち〜』よかったぁ、一番よかった。エディも喜んでいた。焼肉を監督さんが奢るシーンで8000ドルと聞いて会場がざわついていたよ。大きな体をマッサージ師が揉むシーンも良かった。お相撲さんがマッサージを痛がっていたのが印象に残っているよ。

🎬『相撲道〜サムライを継ぐ者たち〜』坂田栄治監督/104分

2018年の年末から約半年の間、境川部屋と高田川部屋の稽古場で密着取材。厳しい稽古をする力士の日常と、親方や仲間との絆などをカメラに収めている。1500年以上もの歴史と伝統を誇り、日本の国技となった相撲の知られざる世界に迫ったドキュメンタリー。

相撲稽古、ちゃんこを作る、近くの整体師、本場所の相撲と精神面等々目を見張ることばかりだった。面白い場面もあった。監督さんが部屋の皆を焼肉をおごる場面だ。「撮影に協力してくれてありがとう。どんどん食べてください」と言ったものの、会計時の監督の驚き顔は見ものだった。なんと80万円以上❗️ちゃんと払えたのか心配になった。

もうどこもやってないと思うが、DVDでもたのしめそうだ。ナレーションの遠藤憲一さん◎


🎬『ぶらりぶらぶら物語』松山善三監督、脚本/98分/1962年/岐阜ロイヤル劇場にて

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生活用品を全部持ってぶらぶらと全国を歩く男(小林桂樹)猪戸純平は、姿こそ宿無しのこじきに見えるが、自分では自由業と思っている。そんな純平は食堂のうどんの中にハエが入っていて、それを店主に言うと無銭飲食と間違えられて警察につきだされてしまった。

その警察署で原爆罹災者と嘘を言って詐欺をしながら全国を行脚している桑田駒子(高峰秀子)と出会う。知的美人で口が立つ駒子と気が合って、その晩に一緒に飲んでいたら、酒に睡眠薬を入れられて寝ているうちに虎の子のお金を駒子に盗られてしまう。急いで駅に行くが、駒子は見つからず、なんの因果か武男とマリ子という幼い兄妹の面倒を見るはめになって……。

ぶらりぶらぶらする小林桂樹、山下清画家の裸の大将もやった小林さんだけど、なかなかの自由人ぶり。

無一文で子ども連れの純平の苦労苦難を何とか知恵をだして、兄妹をおばさんの家に届けるが……話はいい方向に向かったので安心した。

★戦後のどさくさが少しおさまって、目まぐるしく発展する様子がいろんな都市でみることができた。
★今週は大島渚監督の『太陽の墓場』も観たいので、また岐阜に行く予定だ。
posted by ミッキー at 15:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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