2021年11月10日

東京の街をさまよう若者たちの物語 11月26日公開『スパゲティコード・ラブ』

昨日、名古屋に帰って来た。12日間いない間に家の周りの様子が変化していた。
立ち木が伐採されていたり、塗り替え工事が終わって新しい色になったビルとかちょっとした変化だが、街が生きているような気がした。

昨日は東京国際映画祭のことを思い出しながら寝たが、新しく有楽町近辺の映画館に散らばっていたので、去年までの六本木のように上映される作品の「映画監督、映画俳優の一団」がロビーで見かけたり、階段ですれ違ったり、エレベーターでご一緒したりは皆無……。ミーハーではないが「映画祭」に来てるという雰囲気はアップしてウキウキする。

良かったことはマスコミ関係の人だけ観ることができる劇場が広くて時間ギリギリでも難なく座れたことだ。

あ、もうひとつ六本木の方が良かったことがあった。有楽町、銀座方面、特に銀座は食べ物屋さんが高い……安いところはいつも満員。映画と映画の間にちゃちゃっとすませるところはあまりないのに困った。コンビニで買って持参しても銀座界隈は座るところもなかった(はず)。

銀座はミッキーにとって敷居の高いところだった。

🎬『スパゲティコード・ラブ』丸山健志監督/96分/11月26日より渋谷シネクイント、名古屋栄センチュリーシネマ他にて全国ロードショー公開

フードデリバリーの配達員として働く羽田天は、大好きなアイドルへの思いに区切りをつけるため、配達1000回を目指している。シンガーソングライターの夢を諦めた桜庭心は、苦手な友だちとダラダラ過ごしている。大森慎吾はフェイスブックの友だちが5000人を超えるが、本当の友だちはいない。東京をさまよう13人の若者たちの行動が複雑に絡み合い、物語は思いも寄らぬ方向へと転がっていく。

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たくさんの若者が出てくる。一度みただけではわからないのではと思ってみたが、ひとつ一つのわけありの話がほぼ別話なのでボケぎみミッキーも混乱しなかった。若い人たちがみたら、きっとこんなやついるいる、あ、僕もそうだったとなるに違いないと思った。

例えばウーバーイーツで自転車を走らせている青年(素敵な顔立ち)や、自殺の方法で盛り下がって?いる高校生男女、「顔で1ヶ月、セックスで3ヶ月……」と呟く援助交際するモデルさん、失恋の痛手を占い師に救いを求める女性と全く関係のない隣部屋の女性、あ〜いったい何人登場したっけ。やっぱりもう一度みて、今風の若者の現実を見てみよう。

★ スパゲッティコードとは、実行順序や構造が複雑に入り組んでいて、整理されていないプログラムのことで、スパゲッティが絡まる様子に例えられたものである。
posted by ミッキー at 05:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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