🎬『リスペクト』リーズル・トミー監督/アメリカ/146分/11月5日よりTOHOシネマズ日比谷他にて全国ロードショー公開
アレサ・フランクリン(幼少時スカイ・ダコタ・ターナー、成長してジェニファー・ハドソン)は幼少時代から父親(フォレスト・ウィテカー)が運営する教会の聖歌隊で歌っていて、信者たちを集めたパーティーでは客の要望に応えて歌を披露していた。
彼女の歌声を聴いた人はその歌の上手さとエネルギーに溢れた声量に驚き称賛を惜しまなかった。その後、アレサはショービジネスの世界で歌手として成功を収めるが、その成功の裏には父親、夫(マーロン・ウェイアンズ)からの束縛と裏切りがあった。
146分、少し長いなと思いはしたが、彼女の歌声、自力で生き抜こうと決断してからの行動から目が離せなくなった。
アレサを演じ切ったジェニファー・ハドソンは、声幅が広く、低音、中音、高音の移行が滑らかだった。歌の合間のトークも気が利いていた。
アレサご本人はつい4年前の2018年に76歳でお亡くなりになったが、その少しまえ自身の半生を映画にするから、ジェニファー・ハドソンを、と指名していたそうだ。
★ 1987年女性アーティストとして初めて『ロックの殿堂』入り。
★「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」で第1位に選出。
2021年10月27日
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