2021年09月16日

様々な想いや誤解が交差して 9月23日公開『空白』

第 34 回東京国際映画祭では「Nippon Cinema Now」部門として多様性に富んだ邦画作品を世界に向けて紹介する。その白羽の矢が当たったのは、9月23日に『空白』の公開を控える吉田恵輔監督。

『ヒメアノ〜ル』『犬猿』『愛しのアイリーン』『BLUE/ブルー』と作品を発表。いずれの作品も観る人の心を強く揺さぶる衝撃作で、ストーカー、兄弟姉妹、国際結婚、ボクシング、加害者被害者など人間関係の狂気を描き切る監督さんだ。

今回の特集では最新作の『空白』を含め『ヒメアノ〜ル』『BLUE/ブルー』の作品が上映される。

🎬『空白』吉田恵輔監督、脚本/107分/9月23日より新宿ピカデリー、109シネマズ名古屋他にて全国ロードショー公開

スーパーの化粧品売り場で万引きしようとした女子中学生は、店長の青柳直人(松坂桃李)に見られたため思わず店外へ駆け出した。追ってきた店長から逃れようと国道に出たところをトラックと乗用車にひかれて死亡。

死んだ娘の父親(古田新太)はわが子の無実を信じて疑わず、不信感を募らせた父親は、店長を始めとして事故の関係者たちを追い詰めていく。

301194D8-E6A6-4C56-8C33-460BC0788F61.jpeg

俳優選びに監督さんの力量を感じた。娘に無関心だった漁師の父親、その船で働く若者、元妻、学校の先生、店長に好意を持っているパートおばさん……皆、「現実」にどう向き合おうかと右往左往する生身の人間の姿が描かれていた。

ただ、車ではねた女性ドライバーは自己嫌悪に陥るが、あの状況下ではよけることはできなかったはずだから過剰な反応と感じた。

父親の圧力と加熱するワイドショー報道によって追い込まれていく様子はいつ何時我身に と思うと身震いがした。

★ミッキーは『机のなかみ』から監督のファン。東京国際映画祭で上映してほしい❗️
posted by ミッキー at 16:50| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: