2021年08月29日

8月28日公開映画『DAU. 退行』

🎬『DAU. 退行』イリア・フルジャノフスキー、イリア・ペルミャコフ監督/ドイツ、ウクライナ、イギリス、ロシア/369分/名古屋・栄 名演小劇場にて
ソ連のとある秘密研究所では、科学者たちが「超人」を作るために実験を繰り返していた。スターリンが築き上げた強固な全体主義社会の理想は時代の流れと共に次第に崩れていく。そこに西洋文化が入ってきて、徹底的に管理されていた人々も行動や風紀が乱れはじめていた。

上層部は研究所の乱れを正すために、KGBのウラジーミル・アジッポを派遣。研究所を監視下に置いたアジッポは「超人」の「特別実験グループ」と呼ばれる被験者の若者たちと親しくなっていく。

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ロシアの奇才イリヤ・フルジャノフスキーとエカテリーナ・エルテリが共同監督で、ソ連全体主義の社会を完全再現した映画「DAU. ナターシャ」の続編。

前作から10年以上が経過した1960年代後半を舞台に、研究所の内部で繰り広げられる複雑な人間模様を「全9章・6時間9分」で描き出した壮大な実験映画。

初日28日の1時から始まって終わったのが7時半。お客は12人。多いか少ないかはわからないが、若い男女お一人様ばかりだった。途中の10分休憩でパンフレット(確か600円、映画代は3600円だった)をかった。内容がとても濃厚で前作の『DAU. ナターシャ』より分かりやすく編集されていた。

頑張って観て良かったと思うが、酷いシーンや人間の醜さも目の当たりする長時間は相当疲れたので、是非ともご覧くださいとは言えない。

7割は主に掃除人や食堂の従業員がウォッカなどで酔っ払っているシーン。その合間合間に、超人の実験風景(これには屈強な若者だけではなく乳児も実験材料にされている)、拷問シーンはないが、言葉で、こうやった、とか、こういうやり方も効き目ある、と言うシーン(実際に見るより怖かった)、本当にやっているんじゃないかと思われるセックスシーンが入っている。

しかしこれらなどは序の口。最後9章では……。

★パンフレットを買ってよかった。主な出演者の役と実際のご本人の前職業が驚くほど一致していた。
posted by ミッキー at 08:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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