2021年08月23日

あいち国際女性映画祭2021のお知らせと上映作品(3)『燃ゆる女の肖像』『すばらしき世界』

あいち国際女性映画祭2021では、日本初公開4作品、愛知初公開7作品を含む、全29作品を上映。その中で観た作品を紹介したい。

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詳しくは https://www.aiwff.com/2021/

🎬『燃ゆる女の肖像』セリーヌ・シアマ監督、脚本/フランス/122分

18世紀のフランスの離れ小島。この島に若い女性画家マリアンヌ(ノエミ・メルラン)が金持ちの嫁入りまえのお嬢様の結婚のための見合い絵(今でいう見合い写真)を描きに来た。でもそのお嬢様(アデル・エネル)は結婚には気乗りしていない様子だ。

マリアンヌは描きに来たとは言わず、彼女と行動を共にして密かに肖像画を完成させるが、真実を知ったエロイーズは絵の出来栄えに不満で、意外にも描き直してほしいとモデルになることを承諾して……。

2019年・第72回カンヌ国際映画祭で脚本賞とクィアパルム賞を受賞したラブストーリー。監督さんは『水の中のつぼみ』『トムボーイ』の方だからストーリー展開の想像はついた。

身分も違う、年代も少しづつ違う3人の女性(この家で働く若いお手伝いさんも)が、たった5、6日の間だが女性同士、心を一つにしていく。その後の展開も見事な作品。

🎬『すばらしき世界』西川美和監督、脚本/126分/西川監督、役所広司両名来場予定❗️

殺人を犯し13年の間、旭川刑務所で刑期を終えた三上(役所広司)は上京。身元引き受け人の弁護士・庄司(橋爪功)とその妻敦子(梶芽衣子)に迎えられる。変化が激しい現代社会からすっかり取り残された三上は庄司夫妻に温かみを感じ泣き出してしまう。

そんなある日、生き別れた母を探す三上の情報をつかんだテレビ番組のプロデューサーの女(長澤まさみ)が近づいて来た。番組で社会に適応しようとする三上の姿を面白おかしく紹介するつもりだったが……。

西川美和監督はこれまでオリジナル脚本の映画を作ってきた方だが今回はじめて直木賞作家・佐木隆三が実在の人物をモデルとした小説「身分帳」を原案に時代設定を現代に変えて映画化。人生の大半を裏社会と刑務所で過ごした男の後半人生を描いている。

西川美和監督作品は初作品の『蛇イチゴ』からの大ファン。『蛇イチゴ』は香典泥棒、『ディア・ドクター』では鶴瓶が偽医者、『夢売るふたり』では結婚詐欺と普通の家庭の中で起こるサスペンスにドキドキしてしまう。

そしてこの新作は役所広司主演で、シカゴ国際映画祭でベストパフォーマンス賞を受賞した作品。

posted by ミッキー at 20:43| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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