2021年07月19日

12万人を救った脱走者 7月30日公開『アウシュヴィッツ・レポート』

第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門の授賞作品

パルムドール:『TITANE』(ジュリア・デュクルノー監督)

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グランプリ:『ある英雄』(アスガー・ファルハディ監督)
グランプリ:『コンパートメント6号』(ユホ・クオスマネン監督)
監督賞:レオス・カラックス(『アネット』)
女優賞:レナーテ・レインスヴェ(『世界最悪の人』)
男優賞:ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(『Nitram] )
脚本賞:濱口竜介、大江崇充(『ドライブ・マイ・カー』)
審査員賞:『メモリア』(アピチャッポン・ウィーラセタクン監督)
審査員賞:『Ahed's Knee』(ナダブ・ラピド監督)

🎬『アウシュヴィッツ・レポート』ペテル・ベブヤク監督、脚本/スロバキア、チェコ、ドイツ/94分/7月30日より新宿武蔵野館他にて全国順次ロードショー公開

1944年4月、アウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所に囚われていたアルフレード・ヴェツラー(ノエル・ツツォル)は脱走を計画していた。

スロバキア人の彼は2年前にアウシュヴィッツに連れて来られ、記録係として、毎日列車でユダヤ人が運び込まれ、ガス室で殺害される人数や実態を知り、自国スロバキアに知らせるために、同じ記録係のヴァルター(ペテルオンドレイチカ)と共に、積み上げられた木材の下に潜り、脱走の時を待っていた。

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7月、8月には『復讐者たち』『アウシュヴィッツ・レポート』『ホロコーストの罪人』とナチス関連の作品が上映される。

どれも「史実」で、それを実体験した方の話、遺された貴重な資料で描かれている。

この『アウシュヴィッツ・レポート』を命からがら二人は自国のスロバキアにたどり着いて、収容所での酷く悲惨な出来事を話すが、にわかには信じてもらえず「こうしている間にも何千人と殺されている」と二人は焦りと失意で怒りを押さえ込むのに必死な様子が伺えた。

スロバキアの高官たちがアウシュヴィッツを訪問した日には収容所の全員が軽い仕事に変わり、ガス室は停止された。高官たちは疑問も抱かず早々に退出したが、他の国の訪問団の中には疑問を強く詰問すると、二度と自国に帰れなかったところもあったらしい。
posted by ミッキー at 00:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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