🎬『食われる家族』ソン・ウォンピョン監督、脚本/韓国/103分
半年前にひき逃げ事故で妻を亡くし、幼い一人娘イェナと共に裕福な実家で暮らしていた会社員のソジン(キム・ムヨル)は、ひき逃げの犯人もまだ見つかってない日々を悶々と送っていた。
そんな彼の元に25年前に行方不明になった妹ユジン(ソン・ジヒョ)が見つかったという知らせが入った。ユジンを名乗る女はDNA鑑定で血縁関係が確認され、両親は涙ながらに喜び家族の一員に迎えた。そんな両親とすぐに打ち解け、仕事に忙しいソジンのかわりに娘イェナの面倒も見てくれるようになった。
しかし、彼はどこか釈然としない違和感を覚えて、家政婦にユジンを見張るように頼んだが、直後に家政婦は行方不明になってしまう。
やがて、ユジンは年老いた父母の整体マッサージ師と新しい家政婦を同居させて……。
韓国の小説「アーモンド」の著者ソン・ウォンピョンが監督・脚本を手がけたサスペンススリラー。「未体験ゾーンの映画たち2021」上映作品。今年はこれが1本目。
ストーリー展開で不自然さはあるが韓国映画らしい「無理押し」で進んでいく。金持ちなんだから、ユジンの身元を彼女の言葉のみ信じないで調べればいいのに。「亡くなった養父母に大切にされたならその年代の写真見せて」とか言えば、家族全部取り込まれずにすんだのに……。
まあ、1200円なら観てもいいが全額払って観る価値はnothing。
2021年06月21日
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