🎬『ヒノマルソウル ー舞台裏の英雄たちー』飯塚健監督/114分
長野オリンピック・ラージヒル団体で日本初の金メダルを目指すスキージャンプチームは、エースの原田選手のジャンプを複雑な思いを胸に見つめている一人の男がいた。元日本代表・西方仁也(田中圭)だ。
前回のリレハンメルのオリンピックで原田と共に銀メダルを取り、今回は金メダルを取ろうと4年間練習に打ち込んできたが、腰の不調で西方は代表に選ばれなかった。
そんな失意の時にテストジャンパーとしてオリンピックに参加を依頼されて……。
オリンピックに出られない失意の中でテストジャンパーの話などとんでもない!という気持ちから「何とか日本に金メダルを!」とテストジャンパーに望みをかけるまでの西方選手の気持ちが丁寧に描かれていた。
テストジャンパーに25人いて、西方選手が自分たちの仲間に入ってきた驚きは大変なものだったはず。その人たちの人間模様もちゃんと入っていた。
事実のことなのに、あまりにも出来すぎているので、この映画をみるまで知らなかったミッキーは「これは映画」と思うほどだった。当時、このことは騒がれたのだろうか。これだけの感動の事実なのに、ミッキーの聞いたかぎり(5人ほど)ではいなかった。
🎬『RUN ラン』アニーシュ・チャガンティ監督/アメリカ/90分/ミッドランドスクエアシネマ2にて
郊外の一軒家で暮らすクロエ(キーラ•アレン)は生まれつきの病気のために車椅子生活を送っていた。しかし、彼女は大学への進学を望み自立しようとしていた。
そんなある日、クロエは自分の体調や食事を管理してくれる母親ダイアン(サラ•ポールソン)にあることがきっかけで不信感を抱き始める。クロエは新しい薬と言ってくれる緑色のカプセルをやっとの思いで調べてみると……。
これ、上出来ホラー❗️究極の子ども私物化ホラー。最後がちょっと不満だから100点から15点マイナスする。
2021年06月19日
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