🎬『クローブヒッチ・キラー』ダンカン・スキルズ監督/アメリカ/109分/6月11日より新宿武蔵野館他にて全国ロードショー公開
信仰を重んじる地域の小さな町で、貧しくも幸せな家庭で育った16才の少年タイラー(チャーリー・プラマー)。ボーイスカウトの団長をしていて町の人から信用されている父ドン(ディラン・マクダーモット)、母親は専業主婦、幼い妹スージーの4人家族だ。
この地で10年以上前に10人の女性が殺害されたクローブヒッチ・キラー殺人事件という忌まわしい未解決事件があって追悼集会が今年も開かれたばかりだった。
そんな頃に、偶然に父の車から女の人が紐で縛られたポラロイド写真を見つけてしまう。タイラーの父は物分かりの良い男だったが、物置小屋に入ることだけは厳重に止められていた。父親が留守の時に鍵の暗証番号(予想通りスージーの誕生日だった)を探って納屋を調べてみると……。
おお、怖い。ストーリー展開が怖いのではなくて本当に連続殺人犯人だったら、その後、l少年はどうなってしまうのか……。タイラーは物置の証拠品をみて自分だけではどうしょうもないので、この事件を調べている少女カッシ(マディセン・ベイティ)と親しくなる。
カッシは叔母と住んでいて叔母はその事件に関しての本を出版している作家さん。
タイラーとカッシが調べていくうちに、父親ドンは「お前、彼女ができたな、一度食事に招きなさい」と理解を示す。その時にカッシの名前を聞いて「この地に住んでる事件本を書いた親戚か?」と勘繰らなかったのか、ちょっと疑問だ。きっと隠れてでもこの「本」は読んでると思うのだが……。
あ、完全にネタバレしたが許して欲しい。ここまでネタバレしても面白さはまだまだある。よくできている物語だが、綱渡り的な危うさが(これでバレないか?)点在する。でもミッキーは繊細な表情のプラマー君が見られただけで大満足❗️
2021年06月09日
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