写真家の卵・小山田(金子大地)は、やっとのことで女優志望のユカ(石川瑠華)の写真を撮る仕事にありついた。その中の一枚の評判を良かったのに気をよくして2人はしばらくして同棲生活に入った。交際し始めた時、ユカは体をすぐにゆるさない生真面目な面が気に入った小山田だったが……。

1文字変えると♪「有楽町で会いましょう」になるので、どんな作品だろうと題名だけで想像をふくらませていたが、芸能界や写真業界、モデル業界の裏が描かれている。
生真面目で純情そうに見えた彼女の「有名になるためには何でもする」という行為が赤裸々に描かれていたが、それらは皆想定済みといった感は免れなかった。
反対に写真家の青年の方はユカに翻弄されながらも少しずつ目を出していく設定だったのが救いだった。俳優さんとしてはユカ役の石川瑠華さんのいろんな表情を見せてくれた。