2021年05月26日

『痛くない死に方』名古屋シネマスコーレにて

Netflixで堀北真希主演の『霧の旗』を見た。監督は藤田明ニ。弁護士役は椎名桔平。その愛人に木村佳乃。山田洋次監督で倍賞千恵子主演にはほど遠い作りだが(内容も少し違う)が堀北真希さんの怖いぐらいの美しさにうっとりゾワゾワ。特に首が良い。

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🎬『痛くない死に方』高橋伴明監督、脚本/112分/シネマスコーレにて

在宅医療医師の河田(柄本佑)は毎日深夜まで死に向き合い自分なりに頑張ってきたが、妻には理解されず、とうとう離婚することになった。

そんな頃、末期の肺癌の患者・井上を担当することになった。井上の娘(坂井真紀)は、父親の願いもあって「痛くない在宅医療」を選んだが、結局は凄まじい痛みの中で亡くなってしまう。

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題名がちょっと気に入らなくて後回しにしていた。だが『命の停車場』よりずっと深く、勉強になった。役者も脚本も◎

辛い場面にも「笑い」や死への「気付き」もあった。

ほとんど音楽がなく、画面で起きていることに集中できた。音楽なしは監督さんにとってとても勇気のいることだが、台詞の間の取り方、言葉のリズム感で、より一層訴えていることが際立っていたように思った。
posted by ミッキー at 08:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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