シングルマザーの美容師レイチェル(カレン・ピストリアス)は寝坊して息子を学校へ送りがてら職場に向かおうとするが渋滞に巻き込まれる。度重なる遅刻に注意を受けたばかりのレイチェルはいらいらしながら信号待ちで止まっていた。
前にいた車が青になっても動かないのでクラクションを鳴らすが一向に動かない。イラついた彼女は追い越して先に行くとつけてきた男に「クラクションの鳴らし方がマナーなっていない」と謝るように言ってきた。
彼女はN O!と言って無視して、息子を学校に送って行ったが……。

このところ映画館に行くと必ず『アオラレ』の予告編が流れる。見るたびに怖くなってしまう。それくらい本編では、怖くてしつこくて嫌なアオリ男の悪夢のような顛末がフラッシュバックする。
ラッセル・クロウはこっわい顔で追ってくるが彼にも同情はできないが、イライラする理由が私生活にあって、頭にきていたところにレイチェルのクラクションが油を注いだというバットタイミング。
日本だってこの手の男がいるが、やることなすことスケールが違う。ラッセル・クロウさんの怖い男の役が板につき過ぎてもう一回本編を観る勇気が出ないミッキー。