2021年05月16日

オンラインで「イタリア映画祭2021」(4)『略奪者たち』『私は隠れてしまいたかった』

🎬『略奪者たち』ピエトロ・カステッリット監督、脚本/109分

奥様が映画監督という一家と詐欺に引っ掛かった年老いた母親の一家の二家族及びその周りの方々の話。

二家族だがたくさんの登場人物で頭が混乱。最後でなんとか納得したがもう一度見る根気はない。

監督さんのお父上は名優のセルジョ・カステリットさん。彼も俳優業の傍ら『赤いアモーレ』『ロバの美(イタリア映画祭にも上映された)』など監督もされている。


🎬『私は隠れてしまいたかった』ジョルジュ・ディリッティ監督/120分

20世紀素朴派の画家・アントニオ・リガブエの艱難辛苦の一生をたどる作品。リガブエを演じたエリオ・ジェルマーノは、ベルリン国際映画祭で最優秀男優賞。

462AA57E-2EFE-4A25-BF71-F02FB1325AFC.jpeg

イタリア人移民の子としてスイスに生まれるが、複雑な生い立ちと幼少期から精神を病み、貧困にあえぐ。

ゴッホより不幸な生い立ちで、描く物に身体をも酷使していた。馬を描く時は馬になりきり、鶏を描く時は低位置で鳴き声を出して同化させて描いている。周りはおぞましい様子に顔を背けて、子どもらは好奇の目で見つめていた。

やがて画商の目に留まるが、欲はほとんどなく、遠慮がちに「オートバイがほしいが……」と言うだけ。

最期でやっと人間らしい暮らしになったが、華々しい画面は数シーンしかない。

★同じ素朴派の映画『放浪の画家ピロスマニ』を思い出した。



posted by ミッキー at 11:09| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: