2021年05月08日

『ビーチ・バム まじめに不真面目』センチュリーシネマにて

昨日、『プロジェクトV』も観たがジャッキー・チェン主演で観客は前の『ジェントルマン』よりは数名多かった。しかしなんともはや雑な作りでCGもよくなかった。ジャッキー・チェン以外に知ったお顔はなかったが、実業家のお嬢様がライオンを可愛がっていて、ライオンはお嬢様を守るために襲いかかる男たちを威嚇していた。そこだけ印象に残った。

ジャッキー・チェン=アクションという図式でなくとも十分に演技力のある方なので、残念でならなかった。

🎬『ビーチ・バム まじめに不真面目』ハーモニー・コリン監督、脚本/アメリカ/95分

かつて天才と称賛された詩人ムーンドッグ(マシュー・マコノヒー)だが、その後はずっと大金持ちの妻に頼り切って、酒とマリファナと女に溺れる生活を送っていた。しかしそんな生活もある出来事がきっかけで文無しに……。

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日本はそうでもないが、諸外国では「詩人」の地位は驚くほど高い。 小説家より尊敬の念が高いかも知れない。

そんな中で傍若無人、荒唐無稽、支離滅裂、超風来坊……とあらゆる語彙も凌駕してしまう無頼派詩人を演じるマコノヒー。昨日は麻薬王、今日はよいどれ詩人だ。

この2つの役の共通点は妻を愛していたということだ。まじめに不真面目にするなんて凡人にはできないが、不真面目に「人を心から愛する」
ことはもっと難しいと思った。

★サメに片足を食われてしまったムーンドッグの親友の船長が良かった。
posted by ミッキー at 01:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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