2021年03月26日

第8回グリーンイメージ国際環境映像祭(1)『この水だれの水』『パキスタン - 溶けゆくヒマラヤ』『母たちの大地(仮題)』

今日からオンラインで映画祭。それも同時刻一回だから朝毎日行く喫茶店で野菜サンドを持ち帰ってきた。オンラインでは会場【新潟県・十日町・松代・道の駅 まつだいふるさと会館 常春ホール】も映されていたがこじんまりとした良い雰囲気のところだった。十日町は温泉のあるところだから来年は行ってみようかな。

🎬『この水だれの水』Noah AMANI監督/イラン/3分/2019年

水不足で苦しむ地域の子どもたちの新聞記事を見た少女がとった小さな一歩。イランから届いた超短編ドラマ。

可愛い女の子がお水に困っている子たちを新聞の写真を見て、台所の流れっぱなしの水道を止めようと、小さな身体でなんとか工夫をして、やっと蛇口をしめる。ああ、良かった。短いがオープニングにふさわしい3分間だった。


🎬『パキスタン - 溶けゆくヒマラヤ』シャーザード・ハミード・アフマド監督/シンガポール/50分/2020年

蛇口をひねれば難なく毎日の生活水が流れてくる日本。今までに運よく大災害にあわなかった私は水で難儀したことはない。だからこのドキュメンタリーは「まさか」の連続だ。

舞台はパキスタン南部のアラビア海沿岸にある大都市カラチ。人口約二千万人。その水事情をドキュメントされている。

カラチ貧民街では生活水はままならず、水道本管まで八時間かけて汲んでくる男は「水のせいで生活はめちゃくちゃだ」と憤っていた。

街に横行する水泥棒、それを見つけて摘発する警察、それに懲りずにまた水泥棒といたちごっこになっている。大きく水泥棒するグループにも潜入してカメラを回していたが、そこは閉鎖された工場で大々的にやっていて「警察、役人に賄賂を渡している」と堂々としたものだ。
このドキュメンタリーでこの水なら飲めると思う場面は皆無。お金持ちはみんなペットボトルを使っているようだった。

★ヒマラヤの氷河は近年の気候変動によって今世紀末までに3分の1が溶けると予測されている。


🎬『母たちの大地(仮題)』Alvaro SARMIENTO、Diego SARMIENTO監督/ペルー/74分/2019年

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アンデス高地に生きる女たちの昔から伝え受け継がれた農業を追っている。彼女たちが作っている作物はジャガイモ、キヌアなどで農薬を一切使わない。毎日の食事の残飯をー肥料にしている。

農作業の時に持っていく食べ物は、ミルクとチーズ、それに土を混ぜて固めたものを持っていくと言っていた。土?聞き間違いかとも思えないが、土は彼女たちの命を育むもの食料を生み出す生活基盤そのもの。

農薬を使う工業的農業が主流となった中、伝統的な有機的方法で農耕を続ける彼女たちの悩みは「気候変動で雨が少なくなった」こと。これは前に見たパキスタンの水事情にも関係していた。



posted by ミッキー at 11:40| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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