2021年03月09日

大阪アジアン映画祭2021(4)『生まれてよかった』『海辺の彼女たち』

昨日は大阪駅構内の「大阪ステーションシネマ」に立ち寄り『半径1メートルの君〜上を向いて歩こう〜』を観た。吉本の芸人さんたちが監督、脚本、出演している8つの短編映画。

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小池徹平、水川あさみの俳優さんに負けない芸人さんたち。さすがの吉本劇場だった。

ミッキーはラップの般若さんが出演された『戦湯 SENTO』や岡村隆史さん主演『本日はお日柄もよく』が気に入った。

🎬『生まれてよかった』チェ・ジニョン監督/韓国/99分

両親が他界してひとり遺された少女チュニ(パク・ヘジン)は亡き母親の実家で叔父の家族と暮らすことになった。厄介者扱いされる中、祖母だけがいろいろ気を使ってくれた。彼女の部屋は狭くて細長い屋根裏部屋。チュニは生まれつき多汗症で手に汗をかくので肩身の狭い思いをしていた。

成長したチュニ(カン・ジナ)はニンニクの皮をむく内職で生計を立てているが、どこか自信が持てなくて内向的な女性になっていた。詩の教室で知り合った吃り症の男性チュファン(ホン・サンピョ)と出会いお互いに好意を寄せあうが……。

ストーリーを少し頭に入れておくとよかったが、白紙の状態で観たので最初約30分はちんぷんかんぷん。

彼女が雷に打たれてから、幼い時の自分が出てきて一緒に暮らすようになるのだ。成長したチュニが中学生のチュニに忠告をしたり、慰めたりする。

苦労してきた昔の自分に再び出会い「苦労」を思い出す……これはとても辛いことだろう。だから誠実に付き合っていたチュファンとの交際を断ってしまう。かわいそうな少女時代の自分を救わないで、どうして今の自分が幸せになれるのかと考えたのだろうか。

★交際を断られた彼はチュニをあきらめないでいることがわかり、最後はホッとした。

🎬『海辺の彼女たち』藤元明緒監督、脚本、編集/日本、ベトナム/88分

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東京近辺のとある町。若いベトナム女性3人は1日15時間の労働と給料が約束どおりではない職場から脱走。ある男の手引きでフェリーに乗って北国に向かった。着いた先の海辺では、いわしの選別や箱詰めの重労働だ。ここでも3人は劣悪な環境で働くことになる……。

彼女たちの毎日が臨場感と緊張感を持って描かれていた。

いわしの選別の仕事場はお金が支払われるので(当然のことだが)故郷に送金できると3人助けあって働こうとした矢先、その中のひとりが妊娠していることがわかる。お金もない、保険証もない、慣れない言葉、知らない土地で、3人の行動から目が離せなくなった。

コロナ禍の中で彼女たちのどの後はどうなっているのだろう。








posted by ミッキー at 08:57| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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