🎬『私は確信する』アントワーヌ・ランボー監督/フランス、ベルギー/110分/伏見ミリオンにて
スザンヌ・ヴィギエが3人の子どもたちを残して姿を消した。いろんな疑惑によって大学教授の夫ジャック(ローラン・リュカ)は妻殺害の容疑者となる。ジャックの無実を確信するシングルマザーのノラ(マリーナ・フォイス)は敏腕弁護士のデュポン=モレッティ(オリビエ・グルメ)に事件の弁護を強引に頼みにいく。ノラは弁護士さんの手足となって事件の調査を進めていくが……。
法廷サスペンス映画。初日初回で25人くらいでお一人様が多かった。
実際に起きた事件で、一生懸命、無罪を信じて奔走するノラは現実の事件にはいない人。こんなに一生懸命にやる彼女の立場は「小学生の息子の家庭教師」が無罪と主張する男ジャックの娘という関係。世話になっている家庭教師の女の子のお父様のことでこれだけするかとちょっと違和感。それも実際にいない人だから、いれるなら納得のいく立場の人として設定してほしいところだ。
それと、膨大な電話通話記録をもとに弁護士が無罪を勝ち取るが、この電話通話記録って「警察が記録を求めて警察が調べる」ことじゃないか?とまた疑問がわく。
こんな疑問はあるが、絶対つまらない作品ではない。
2021年02月12日
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