2021年01月30日

1月29日公開映画(2)『花束みたいな恋をした』

今日は今池の得三さんで「阿曽山大噴火」さんのトークイベントに行った。この方は「裁判傍聴芸人」で有名な男の人で、まるまる二時間面白い話をたくさんしてくれた。

会場は60人でみんなマスク。ミッキーは二重マスク。入場料三千円。笑ったり驚いたりと確実に元は取れた。

裁判官もいろんな方がいらっしゃるなぁ、被告人もいろんな人いるなぁと興味深い二時間だった。是非皆様も傍聴してみてくださいと言われたが、のめり込みそうな気がして近寄らない方がいいと思った。


🎬『花束みたいな恋をした』土井裕泰監督/124分

東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った 山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)は始発の電車までファミレスで一緒に過ごすことになった。話してみると音楽や映画や小説の趣味が一致して意気投合。そんな麦と絹は付き合い始めたのは言うまでもない。

そんな2人は、大学を卒業してフリーターながら同棲を始める。就職活動を続け、いつのまにか5年経って……。

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若い男女の出会い、別れを描いた映画は星の数ほどある。しかし名作、心に残る作品はそうない。そんな稀な作品がこれ。観たのが去年の暮れの試写だったが、来年の日本映画ベストテンに入るなぁと思った。

菅田と小松菜奈共演の『糸』とは段違いにいい。

現代の若者だが「特別」や「不思議さ」はなく誰もが起こり得ることばかりだ。誰にでも起こり得ることでも、当人は「初めての新鮮な出来事」に向き合うからドキドキもあるし、時には後悔の念もある。

そんな気持ちを吐露する脚本が見事。観ている者に「過ぎてしまった青春」の一部分を思い出させてくれた。





posted by ミッキー at 17:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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