土曜日がこの人数じゃここも……と思ったが映画館まで閉じられたら絶対嫌だと思わず首をふった。昨日だって(つまらなかったけど)愛知県でここだけしかやってなかったから、こういう劇場は続けていてほしい。
さて、コロナの湯に入って家に帰ったのが2時過ぎですぐに2時間半も昼寝。起きてお腹がすいたので炊飯器に入れてふかしていた中華肉まんを2個食べて牛乳のんで🚶♀️散歩。
途中、DVD屋さんに寄ったのが間違い。3本千円の買い取り用のDVDを買った。
1 アイスランドの『湿地』これはノーザンライツ北欧映画祭で観たが掘り出し物で保存しておく。ー
2 スペインの『ゴッド・セイブ・アス マドリード連続老女強姦殺人事件』これは公開された作品だが記憶になかったし老女強姦の文字にゾクッときたから買った。(★さっき見終わったが未見でしかも超面白かった。夢中になりすぎてマッサージに遅れそうになった)
3 フランス映画の『誰のせいでもない』これも公開されているが観た記憶がない。シャルロット・ゲンズブールが出ているので買った。(先程見たが、これは記憶があったが面白くて最後まで見た)
3本ともいいチョイスだった。時間をかけてDVDを選んでいるのは嬉しい暇潰しだ。
🎬『わたしの叔父さん』フラレ・ピーダセン監督、脚本/デンマーク/110分/1月29日より2021年1月29日よりYEBISU GARDEN CINEMA、2月13日より名古屋名演小劇場にて全国順次ロードショー公開

舞台はデンマーク・ユトランド半島の小規模な酪農農家。14歳の時に家族を亡くしたクリス(イェデ・スナゴー)は体の不自由な叔父(ペーダ・ハンセン・テューセン)に引き取られ、一緒に家畜の世話をして穏やかに暮らしている。二人はほとんど会話をしないが、手押し車にもたれて作業をする叔父さんの姿を常に目で追って、必要な時に手を貸しているクリス。 そんな彼女が27歳になったある日、村の教会で出会った青年マイク(トゥーエ・フリスク・ビーダセン)からデートの誘いを受ける。クリスは戸惑いながらもときめきを隠せなかった。
デンマークの農村地帯を自然光で撮影された映像美の中、寡黙な二人の佇まいが淡々と描かれている。だからといって「退屈」とは無縁な作品で、実の叔父、姪というキャスティングの妙が映画に深みを与えている。
全編を通して静謐な雰囲気の中で、一人の女性に訪れる人生の転機を、時にユーモアをもって語りかけてくる人間ドラマ。心配事や不安が多い今だからこそ。是非ご覧いただきたい。
★ 日本の小津監督を師と仰ぐ1980年生まれのフラレ・ピーダセン監督。脚本、撮影、編集も手がけている。
★ 第32回東京国際映画祭コンペティション部門で最高賞にあたる東京グランプリを受賞した。