🎬『聖なる犯罪者』ヤン・コマサ監督/ポーランド、フランス/115分/伏見ミリオンにて
過去を偽り聖職者として生きる男の運命を描き、第92回アカデミー賞の国際長編映画賞にノミネートされたポーランド発の人間ドラマ。
初日初回に行った。観客は約30人。金曜日9時代ならまあまあの出だし。
前からこの作品が観たくて観たくて待ち遠しかった。少年院を出てすく一人行動には驚くが(日本なら誰か向かえに来るだろうに)紹介された木工所の荒々しい雰囲気に入る気になれずに躊躇している時に、教会の鐘がなり、その方に向かって歩いていくダニエル。彼の「偽」司祭への道のはじまりであるが、その素地は少年院で培われているので意外とすんなり受け入れられる。
映画代金プロパー出してもおつりがくるぐらいの作品だから、書くのはこのへんにしておく。
★主演ダニエルを演じたバルトシュ・ビィエレニアさんを調べたら、ポーランド初のネット作品『1983』に出ている。たくさんは出てこないが印象に残る役だった。
🎬『ズーム/見えない参加者』ロブ・サヴェッジ監督/イギリス/68分/中川コロナにて
舞台は新型コロナウイルスでロックダウン中のイギリス。若者6人グループの中のヘイリーが霊媒師を招き「Zoom交霊会」を軽いノリで始めた交霊会だったが、それぞれの部屋で異変が発生。霊媒師が除霊を試みるが心霊現象はエスカレートしていく。
ホラー愛好家(料金設定が千円)は「時間返せ!レベル」。時々叫び声が上がるだけで恐怖度20ぐらいだから「怖がりさん」ならちょうどいいかも知れない。
朝8時10分はじまりだったこの作品のために毎朝の喫茶店にも行かずに、🚌バス乗り換えてきたのに、踏んだり蹴ったりだが、コロナの湯の半額券もらったのでお風呂に入ることにした。
2021年01月16日
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