🎬『私をくいとめて』大九明子監督、脚本/133分/東京国際映画祭2020年観客賞
何年も彼氏いなくて1人暮らしの会社員、31歳の黒田みつ子(のん)。そんな彼女がどうにか生活できているのは、彼女の脳内にいるもう1人の自分である相談役のAがいたから。Aは人間関係や行動に迷った時にはいつも正しい方向に導いてくれる。
そんなある日、みつ子は取引先の若手営業マン・多田(林遣都)に好意を抱くが……。
「勝手にふるえてろ」の大九明子が監督・脚本で、芥川賞作家・綿矢りさの同名小説を実写映画化。のんと林遣都が初共演。
ミッキーの好みの女優さんではないが、こんな可愛い子が31でずっと彼氏が出来なかった、という設定が無理。一方、多田(林遣都はミッキー好み❤️)のような若いし見た目もいい男の子は意外と持てない子が多いみたい。ミッキーの100メートル内に1人、そういう若者がいて「お兄さんならモテモテじゃないの」と聞いてみたら「何を話していいかわからないし、期待に添えなかったらどうしょうとか、とにかく付き合っていた時は気持ちが休まらなかった」と本心(きっと)を話してくれた。
映画とは反対に男の子バージョンの「オレを導いて」という映画作って欲しい。
映画の構成としては勢いのあった始まり30分ぐらいがよかったが、後はつまらない。特に、海外に1人で行くのもイタリアには親友もいるから、何も冒険も一段アップでもない。今時、えらい勘違いだ。
2020年12月19日
この記事へのコメント
コメントを書く