大の仲良し4人が40年間ずっと続けてきた読書会。次の課題本は官能小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」と決まった。彼女たち4人はその本の影響を受け、たちまち感化されて……。

ダイアン・キートン、ジェーン・フォンダ、キャンディス・バーゲン、メアリー・スティーンバージェンら豪華女優が共演し、1冊の本をきっかけにして、4人の初老女性の恋と悩みと友情を描いた人間ドラマ。
長年つれ添った夫を亡くし、独り暮らしは心配と娘たちが自分たちと同居しないかと提案されているダイアン(ダイアン・キートン)。
複数の男性と気軽な関係を楽しんでいるホテル経営者ビビアン(ジェーン・フォンダ)。
何十年も前の離婚に苦しむ判事さんのシャロン(キャンディス・バーゲン)。
熟年夫婦の無関心の危機に直面する主婦キャロル(メアリー・スティーンバージェン)。
ミッキーとほぼ同年代だが、皆お美しいしお体もスッキリ。これぐらいのレベルじゃないと「恋の再燃」は難しいんだと妙に納得。一番興味を持ったのはキャンディス・バーゲンさん。若い時から比べるとお口がへの字になっているが、そこを判事役としてご登場だから違和感がない。
まあ、再恋には手遅れでも、この映画を見て気持ちだけでも若返ることはできる(かも)しれない。
★ 課題になった「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」はE・L・ジェイムズによるイギリスの官能小説。
女子大生の主人公が、若く有能だがサディストの性的嗜好を持つ大富豪の男性と知り合い、主従契約を結ぶという内容で、主婦が書いた女性向けのエロティックな小説として「マミー・ポルノ」と呼ばれアメリカで大ベストセラーとなった。