🎬『エイブのキッチンストーリー』フェルナンド・グロスタイン・アンドラーデ監督/アメリカ、ブラジ/85分
イスラエル人の母とパレスチナ人の父を持つ12歳のエイブ(ノア・シュナップ)はニューヨークのブルックリンで暮らす少年。文化や宗教の違いはもちろんのこと、毎日の食事でも対立する家族に悩まされていた。そんなエイブは自分で料理を作って楽しくテーブルを囲むことが唯一の夢だった。
そんなある日、世界各地の味を合わせた「フュージョン料理」を作るブラジル人シェフのチコ(セウ・ジョルジ)と出会う。フュージョン料理を自身の複雑な背景と重ね合わせたエイブは、自分にしか作れない料理で家族をひとつにしようと決意するが……。
異なる文化を背景にもつため対立しがちな家族の絆を手作り料理で仲良くさせようとする少年の成長を描いたヒューマンドラマ。主役の少年はノア・シュナップくん『アーニャは、きっと来る』にも主演。公開は来週27日。
しょっぱなからエイブの誕生日ケーキが確か三つも用意されて、祝いの言葉も違っていたのには驚いた。
チコのレストランで修行するために学校が欠席続きとなって、いつバレるはヒヤヒヤ。当然バレルがその後も一波乱ある展開。
★日本でも異文化に触れることが多くなりそうな時代になって来ているが、この作品を観ると観ないでは考え方が大きく違ってくる様に感じた。
★監督さんはYouTuberや雑誌記者などの顔ももつブラジル人・フェルナンド・グロスタイン・アンドラーデ。自身の半生を基に描いている。
🎬『フード・ラック!食運』寺門ジモン監督、原作/104分
下町の人気焼肉店「根岸苑」を経営する安江(りょう)の最愛のひとり息子・良人(EXILE NAOTO)は、母親の作る料理を食べることが毎日の楽しみだった。しかし、ある事件がきっかけで根岸苑は閉店してしまう。成長した良人は家を飛び出し、しがないライターとして暮らしていた。
そんなある日、グルメ情報サイトの立ち上げを任されることになって喜んでいた時、彼のもとに長いことあっていない母が倒れたという知らせが入る。
芸能界で食通として知られている「ダチョウ倶楽部」寺門ジモンの初監督作品。
焼肉好きにはたまらない映画で「肉汁がじわーっと口の中に広がった時がゴックンする時」と教えてくれた。観た帰りに焼肉屋に行きたかったがミッキー一人では勇気が出なかった。
出演者も豪華、新人編集者に土屋太鳳、石黒賢、東ちづる、大泉洋、大和田伸也、竜雷太等々。きっと焼肉食べ放題のオプションもあったかもしれない。
★幸せもお肉も噛みしめたい❗️と欲張って観ていただきたい。
2020年11月20日
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