2020年10月06日

とんがり屋根の家から旅立つ 10月9日公開『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』

今日は貰い物いっぱいデーだ。ご近所さんから栗おこわ、喫茶店のママからどて煮、偶然に会った映友さんに国産レモン、うひょ〜嬉しい。栗おこわとどて煮は昼ごはんに、レモンはソーダ割りした。あとは松茸だけもらえば完璧なんだけど……。


🎬 『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』ジョー・タルボット監督、脚本/アメリカ/120分/10月9日より新宿シネマカリテ、名古屋伏見ミリオン他にて全国ロードショー公開

ゴールデン・ゲート・ブリッジや路面電車で知られるアメリカ西海岸の都市サンフランシスコ。過去に移民を多く受け入れてきたのでいろいろな文化が混ざり合っている街。

そんな地にあるヴィクトリアン様式のとんがり屋根の家が売りに出されていることを知ったジミー(ジミー・フェイルズ)は、この家を手に入れるため、親友のモントを巻き込んで奔走する。かつてこの家は祖父が建てて家族と暮らした思い出のいっぱい詰まった家だっだから……。

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サンフランシスコのフィルモア地区にある19世紀後半から20世紀初めに建てられたヴィクトリアン様式の家をめぐる物語。

主演のジミー・フェイルズさんの実体験に基づく話。

黒人の若者が祖父が建てた家に固執する。祖父が建てたという「思い込み」を自分を奮い立たせる原動力にしている姿が強く描かれていた。他人からみれば無謀なことだ。それを親友のモントがジミーの気持ちを大切にしながらも「家を卒業して、より以上の価値のある男」になれるという言葉に目覚めていくジミー。その時の晴れやかな表情が心に残った。

★こじんまりとしたとんがり屋根の家に小さいがパイプオルガンがあった。懲りにこった家だ。
★この地の歴史は、戦前は日系人が住んでいて、戦後は黒人たちが移り住んだが、開発されて今では金持ちが住んでいる。元々住んでいた人はちりじりになって貧しい土地に追いやられている。
posted by ミッキー at 21:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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